昭和です

保育所に向かう準備ができた親子は、マンションに向かって、大きな声で「バイバイ」といいます。次に、「よーい、ドン」と言って、出かけるのです。保育所のマニュアルに、そう教えられたのでしょう。子供も、そのヨーいどんで、気持ちが切り替わるというのでしょう。
おとうさんが、キャリアウーマンの進出で割を食ったひとりです。男女平等では、お母さんの働きしか、この家族を救う道はありません。キャリアウーマンのために、お父さんは、早く帰り、子供は保育所に行きます。かわいそうといってはいけないのでしょうか。まるで、昭和を見ているようです。